トルコ・ポップスを代表する女性歌手、2007年のアルバムで収録全13曲中8曲がセゼン・アクスの作曲で話題となったアルバムです。いつも以上にしっとりと憂いをたたえた孤高のたたずまいが聴きどころのまさしく大人の鑑賞向きの大作となっています。サウンド面でも初期作とは隔世の感あり、スローからアップテンポ曲までややアコースティックを重視しつつ、硬と軟の織り交ぜも絶妙、時にボサノバまで持ちこんだ多彩さで仕上がった高完成度作です。