レーベル移籍したダーオ、久々の新作です。勿論、彼女らしいポップでリズミカルでカラフルなルークトゥン路線継続。ナルボン・バーントン、ジーラワット・バーンブムというルークトゥンの名プロデューサーを迎えて、隙のないキャッチーなサウンドと美形ぞろいの踊り子をバックに従え、自慢の脚線美も披露しながら若手には出せない熟成した色っぽさで迫る１１編。近ごろ増えてきたロックやラップがらみ的な新味ではないが、これはツボを得た豪華さで目と耳の保養にも充分な一作。