２０１１年に、ヒップホップ?クラブ・サウンド風モーラム、というありそうでなかった大胆企画でデビューした超美形の実力派女性です。タイを代表するGRAMMYレーベルですのでゲテモノっぽさとか軽薄なブラコン物真似とかでもありません。これは２０１３年のセカンド作ですが、ここでもクラブ風の音とイサーン音楽が本当に無理なく融合した摩訶不思議な世界。モーラムやルークトゥンによくある「こんなに好きなのにあの人に新しい彼女が、、」みたいな湿っぽい曲想ですらなんだかお洒落。映像作（PAL方式DVD)もありましたが、まったくモーラムという音楽がこんな斬新になって、しかも高画質で楽しめる時代が来るとは信じられません。ただし、これが進歩的すぎたのか、その後新作が出ていないのが残念。