ミャンマーのきらびやかなエスニック音楽はできればＣＤでゆっくり聴きたいものですが、最近はほとんどＶＣＤのみのリリースです。インドネシアなどと同様で、現地の人たちはどうせなら音声も映像も一緒に楽しみたいのでしょう。でも、これがライブ作となるとちょっと話は別です。歌手本人の動く様子や表情の変化、生の歌唱にバックの伴奏の映像にお客さんの反応などなど興味深い点も多いです。しかもミャンマー・タンズィンの様にミャンマーの民俗楽器と電気楽器などがミックスされた編成とあればなおさら。本作はミャンマーの大衆歌謡の花形女性の近年の現地ライブで、ミャンマー・タンズィン?大衆歌謡路線のレパートリーを、いつもながら彼女
が真摯に歌い上げた１１演目です。

ミャンマーのＣＤやＶＣＤは音質画質、装丁などの点でやや粗雑な場合がありますのでご了解下さい。