なんかヒンズー教の神様みたいな名前ですが、これは他に類のない孤高の感性を持った個性派女性歌手です。ピーターという名の寂しげな幻の少年の歌のほか、自作曲もかなりあり並々ならぬ才能です。８曲中５曲は英語なのですが、深い哀愁をたたえたセピア色のイメージで、室内楽調からスンダ風など、時代や国籍、形式、流行性など超越した大人向けの世界。ポップ・インドネシアの人材は本当に豊富だ。ジャケットにかすかなかすれ跡（ジャカルタからの空輸中に生じたものです）がありますのでご了承下さい。