口元とかもちょっと似てるので以前紹介したCut Naimaかと思いましたが、これはどう聴いても別人です。どうしてこんな暗いジャケット・デザインにしたのか理解に苦しむ若手女性らしい新鮮なポップ・インドネシア作。いかにも今のインドネシアらしいエッジの効いたバンド・サウンドを伴奏に、清純多感で胸にしみるセンチメンタルなスローも良いけれど、快活なビートのある曲でのおきゃんで躍動感あるvoが楽しげでキュートで聴きものです。楽曲も粒よりだし、どこかしら内省的な一面も備えた面白い感性の人で、これきりで消えてしまわないでリリースを重ねて欲しい。