とにかくこんなノリノリでエネルギッシュで気合の入ったディモーティカは滅多にない！。まるでダンドゥット（実際、エルフィ・スカエシのKerena Pengalamanに似た曲なんかもあり）に通じそうでもあり、吹奏楽器群などはカシダーの様でもあり、曲調的にポップ・ミナンの様でもあり、、、しかし楽曲はギリシャらしい陰影と活気が併存する独特のもの。このフォティニさんはまだ若そうですが、巧みな発声に豊かな声量、ダイナミックな節回しとケレンのないノリが爽快なのです。生命力あふれる１４曲。