最近では本当に本当に数少なくなったＣＤ発売での新作ダンドゥット。これが今現在の最もホットなダンドゥットの最新スタイルです。キャピキャピ型の若手女性ｖｏを揃えて、かつてのディスコ、コプロ、ハウスなどの流行性ダンドゥットのあの余分な装飾音をそぎ落として、テクノやロック（インドネシアでテクノと言う用語はあまり聞きませんが）を機動力に激しくゴヤンさせてくれるオムニバスです。今後のダンドゥットの指針となるかはまだわかりませんが、９０年代後半に初めて出現した当時のディスコ・ダンドゥットの音とは比較にならないハイパーさです。懐かしいヘティ・クス・エンダンの「うぶ毛がそそり立つ」のカバーなんかも面白いです。