なぜか最近、本国インドネシアではちゃんとリリースされずに、インドネシア人出稼ぎ労働者が多く住むマレーシアでＣＤ／ＶＣＤ化される例が多いダンドゥット。歌唱力的にもサウンド的にもそしてルックス的にも極めて高水準なものが多く、追って紹介していきますが、まずはこの人。今どき打ち込みに頼らないマニュアル重視な伴奏も貴重ですが、この人の風貌に負けぬピチピチとしてキュートな感性はダンドゥット・ファンならば必ず満足する筈。クンダン・クンプル風の野性味あるビートからインド風はたまたロックの要素まで盛り込んだ多彩でノリノリの１０編。イヌルとはまた違ったセクシーなダンスや曲線美なんかも見せどころ。